
お口の健康維持に大切なことは、1本でも多くの歯を残していくことです。
そのためには、できるだけ歯を削る量を抑え、必要に応じた治療を行っていくことが必要です。
当院はむし歯や歯周病などの治療を基本としながら、患者さまのニーズ・ご要望にお答えできるよう幅広い治療を取り扱っております。
治療にあたっては、事前にCTやレントゲンによる撮影、歯周ポケットの検査、染め出しによる磨き残しのチェックなどを行います。
それらをもとに患者さまのお口の状態を丁寧に確認し、今起きている症状と治療計画についてわかりやすくお伝えするよう心がけています。
当院では、原則として保険適用の治療をご案内していますが、「忙しくて何度も来られない」「短期間で治療を終えたい」という患者さまには、自費診療を取り入れ、短期間での集中治療をご案内することも可能です。
できる限り患者さまのご要望に沿った治療提供ができるよう努めておりますので、お困りごとはお気軽にご相談ください。
歯は治療を繰り返すことで次第に弱くなり、最終的には抜歯を避けられなくなる場合があります。
また、歯周病は歯を支える骨や組織を溶かしてしまうため、たとえ歯そのものが健康であっても抜歯を避けられないケースもあります。
抜歯を行うと隣り合う歯が倒れ込むように傾くなど、歯並びや噛み合わせに悪い影響を与えてしまうため、「歯がない」という状態を長く放置しないことがとても大切です。
生涯、ご自分の歯でしっかり噛んで食事が楽しめるよう、治療の際にはできる限りむし歯部分のみを取り除き、歯周組織の健康保持を重視した治療を行っています。
お口の健康維持は、むし歯や歯周病のない状態を目指すところから始まります。
5年後、10年後、または長い将来を見据えた治療を行いたいというご相談も随時承っています。
患者さまのご希望に応じ、セラミックなどの詰めものや被せもの、歯並びやインプラント治療など、自費診療のご提案も行っております。
治療を行う中で、当院での治療が難しい場合には、高度な医療技術を持つ病院をご紹介しています。
また、持病をお持ちの方もご相談をお受けしておりますので、お気軽にご連絡ください。
むし歯が進行してしまうと最終的には歯が溶け落ちてしまい、抜歯を避けられなくなってしまいます。
溶け始めてしまった歯は、放置していても自然に回復することはありません。
当院では、むし歯部分を削る量を可能な限り少なくし、大切な歯をできる限り残せるような治療に努めています。
患者さまが不安なく治療を受けられることを第一に心がけておりますので、苦手なことやご不安な点がありましたらお伝えください。
むし歯はお口の中のミュータンス菌という細菌によって引き起こされます。
ミュータンス菌は食べ物や飲み物に含まれる糖分を栄養として増え、同時に粘り気のある物質と乳酸を生成します。この物質が歯に付着することが、むし歯の原因となります。
広く一般的に「歯垢」と呼ばれているものは、ミュータンス菌が増殖するための住みかとなります。乳酸の働きによって歯垢が酸性の物質なると、歯の表面を守るエナメル質のミネラルを溶かし始め、そのことがむし歯の初期症状である「歯が溶ける」状態に繋がります。
何よりもまず「むし歯にならないことが」一番ですが、一度進行してしまったむし歯は元の健康な歯には戻りません。
そのまま放置を続けるとどんどん進行してしまうため、むし歯は早期発見、早期治療が大切です。
ミュータンス菌の酸によって溶けた歯は、残念ながら削って除去する以外に治療法はありません。
小さなむし歯には小さな詰めものを施し、大きなむし歯の場合には歯の根の治療や削った歯の修復・形成が必要となります。
もしむし歯が神経まで達していて、歯を残すことが難しいと判断した場合には、抜歯をご提案することもあります。
当院では歯の痛みや違和感の原因を特定するため、マイクロスコープを活用してお口の状況を把握しています。
小さな異変を見逃さないよう拡大して観察することで、肉眼では確認できないひび割れや異常を発見できることもあります。
むし歯で歯を失わないためにも、歯の変色や小さな穴など、違和感があればお早めにお越しください。
歯周病は放置すると症状が進行し、全身の健康にも悪影響を及ぼします。
初期は自分では気づきにくいのですが、早めに気づき、早期に適切な治療を受けることが大切です。
ご自宅での歯みがきだけで歯周病を防ぐことは難しく、早い段階でプロのケアを受けることをおすすめします。
当院では患者さまの口腔環境や、歯周病の進行度に合わせた治療をご提案し、症状の改善とともにお口の健康維持をお手伝いしています。
歯のぐらつきがなく、深さ1-2mmほどの歯周ポケットを維持している状態が「健康な歯ぐき」と言われています。
歯周病は症状の進行度に応じて、以下のように分けられます。
深さ2-3mmの歯周ポケットが作られ、わずかに隙間が多くなっている状態です。
歯垢の付着が続くことで歯ぐきに炎症が起こり、徐々に歯周ポケットが深く広がっていきます。
歯ぐきの炎症が進行し、歯周組織に歯周病菌が侵入した状態です。
歯を支える歯槽骨や、歯と歯槽骨を結合させる役割のある歯根膜にも影響が及び始めます。
歯ぐきの炎症がさらに進行し、歯周ポケットの深さが4-7mmまで増大した状態です。
歯周ポケットが4mm以上になると、歯を支えることが難しくなり始め、歯ぐきが痩せたり、歯のぐらつきなどが起こります。
出血や腫れなどの症状が出るようになるため、中度の歯周病になってようやく気づく患者さまもいらっしゃいます。
歯槽骨が50%以上破壊されてしまい、歯がぐらぐらと揺れる状態です。
歯槽骨の再生を促す治療や歯周ポケット内の歯石除去など、患者さまの状態に合わせた治療が行われます。
できるだけ長く健康な歯を保ち続けるためには、早い段階で症状を見つけ、歯周環境を整えることが必要です。
当院の歯周病治療では、レーザーを活用しております。
レーザーが作り出す光線を歯周ポケットに照射することで、細菌を死滅させ殺菌効果を得ることができます。
さらに、歯周病菌が住みにくい環境を作る効果だけでなく、歯質を強化する効果も期待できるのが特徴です。
また、レーザーには一時的に感覚を鈍くさせる効果もあるため、麻酔を使用しない治療も可能となります。
患者さまと相談したうえで治療を進めてまいりますので、痛みの少ない歯周病治療をご希望の際はお気軽にお声掛けください。